よくあるご質問

  • マウスピース型矯正にはどのようなメリットがありますか?

    ・見た目が透明なのでほとんど気付かれない
    ・痛みや違和感が少ない
    ・来院回数が少ない
    ・装置を外せるので普段通りの歯磨きができて衛生的
    ・装置を外せるので普段通りの食事ができる
    ・装置に凹凸がすくないため口内炎になりにくい
    ・金属を含まないので金属アレルギーの心配がない
    ・装置が薄いため、しゃべりにくさがほとんどない

  • マウスピース型矯正にはどのようなデメリットがありますか?

    ・1日22時間以上の装着と、1週間に1回交換するといった自身での管理が必要
    ・マルチブラケット治療よりも費用がやや高額になる
    ・症例により適用しにくい場合がある(状況によりブラケット治療などを併用することもあります)

  • どのような歯並びがマウスピース型矯正で治療可能ですか?

    歯並びの不正(不正咬合)にはガタガタ、出っ歯、受け口、かみ合わせが深い(過蓋咬合)、前歯が噛めない(開咬)などが挙げられ、マウスピース型矯正治療はどのかみ合わせにも適用可能です。中には適用しにくい状態やワイヤー矯正の方が動きやすい場合もありますので、まずは矯正専門の医師に診てもらい、マウスピース型矯正治療が可能かどうか相談してみてください。

  • 歯を抜かずに治療したら口元が出てしまうと言われたのですが・・・

    当院は「できるだけ歯を抜かない矯正治療」を心がけていますが、ガタガタの程度が強い場合、抜歯せずに無理やり並べると口元が出てしまうことがあります。やむを得ず役割の少ない永久歯を数本抜歯することがありますが、歯を抜かずに歯列の横幅を拡大したり、問題ない範囲で歯の両サイドを削る「IPR」という方法をとることもあります。どうしても歯を抜きたくないなどのご希望はどうぞ遠慮なくご相談ください。

  • 親知らずは矯正治療前に抜歯すべきでしょうか?

    歯を動かすときに親知らずが邪魔になる場合は矯正治療が始まる前に抜歯することがありますが、抜歯しなくても治療できる場合もあり、治療終了後に抜歯することもあります。まずはレントゲンで親知らずの状態を確認してから検討する必要があります。

  • 何歳まで矯正治療可能ですか?

    歯と歯周組織が健康な状態であれば、何歳でも治療可能です。
    当院では60代の方のマウスピース型矯正や、70代の方のマルチブラケット治療を行った経験もあり、皆さまきれいな歯並びになりとても満足されています。

  • 矯正治療でほうれい線が目立つようになったり、エラがはるようになったりすることはありますか?

    前歯を後ろに大きく移動させて口元が下がりすぎるとほうれい線が目立ったり、老けた顔に見えるようになることがありますので、下げすぎないように注意が必要です。型取り、レントゲン、写真などの資料を用いて、審美的かつ機能的に良好な状態を目指して総合的に判断し歯を動かす量を決めますが、「前歯の位置をできるだけ下げたくない。」などのご希望があればご相談ください。エラの部分に関しては、歯ならびよりも「骨の形」と「咬筋という筋肉」による影響が大きいです。食いしばりや歯ぎしりが増すとエラの部分が盛り上がることもありますが、矯正治療により直接的にエラが目立ってくることはありません。

  • 昔矯正治療をしたことがあり、後戻りしてしまったので再矯正できますか?

    再矯正はマウスピース型矯正、ワイヤー矯正どちらでも治療可能です。

  • 矯正治療中の妊娠・出産は可能ですか?

    もちろん可能です。マウスピース型矯正の装置はとても薄いため、つわりがあってもほとんどの場合は使用できます。
    どうしても装置が使用できないなどの場合は一時装置の使用を中断し、出産後に落ち着いてから矯正を再開することもできます。

  • 短期間での治療は可能ですか?ワイヤー矯正よりも長くかかりますか?

    装置を作製する前にコンピューターで歯の動き方をシミュレーションするため、歯のむだな動きがありません。最短距離で歯を動かすため従来の矯正装置よりも比較的短期間で仕上がる傾向があります。症例にもよりますが、数か月~3年程度とさまざまです。

  • 通院頻度はどのくらいですか?

    ワイヤー矯正は月に1回の調整が必要ですが、インビザラインは2か月に1回と、頻度は少なくてすみます。途中で装置が合わなくなったり不具合が生じた場合は、次回予約日を待たずにお早めにご相談ください。

  • 装置の使用時間は一日どのくらいですか?

    一日22時間以上の使用をお願いしています。また、毎晩寝る前に5分〜15分間「アライナーチューイ」というゴムのかたまりをガムのように噛んでもらいます。使用時間と使用方法をお守りいただけない場合、歯が予定通り動かなくて装置がはまらなくなることがあります。その際は再度スキャンを行い、新しい装置を再作製します。

  • スポーツや楽器の演奏をしても大丈夫ですか?

    まったく問題ありません。マルチブラケット装置のようにでこぼこしておらず薄い装置なので、けがをする心配もありません。装置をつけたまま、スポーツを楽しんだり楽器を演奏したりすることができます。

  • マウスピース型矯正でちゃんと治らずにトラブルになったというニュースを見ました。本当に大丈夫ですか?

    マウスピース型矯正は万能ではありませんので、医院選びはとても重要です。矯正の治療経験の少ない歯科医師が営利目的で安易にインビザラインを取りいれ、思うように治療が進まずリカバリーできなくなり、トラブルに発展するケースも少なくありません。日本矯正歯科学会もこのような事態を重く捉え、注意喚起を呼びかけています。もちろん一般歯科の先生でも経験豊富で上手な先生は多くいらっしゃいますが、できれば日本矯正歯科学会認定医が常勤している医院の方が安心して治療を受けることができるでしょう。

  • 飲食の時はマウスピースを外すのですか?

    お水を飲むくらいなら大丈夫ですが、食事のときや熱い飲み物を飲むときは必ず装置を外してください。面倒くさいように思うかもしれませんが、「装置を外した状態で食事のおいしさを楽しめる。」「汚れがたまりにくく衛生的である。」というのはワイヤー矯正にない大きなメリットと言えます。

  • マウスピースをはめるとしゃべりにくいですか?

    装置に慣れるまではやや滑舌が悪くなることもあります。しかし装置は限りなく薄く作られているため、ほとんどの場合は数日で慣れ、普段通りに話せるようになります。話す仕事をしている方にも多く利用されている治療法です。

  • マウスピースの洗浄方法を教えてください。

    装置を外したら流水で流しながら歯ブラシでみがいてください。入れ歯やリテーナー用の洗浄剤を使用するとより清潔が保てます。変形の恐れがありますので、くれぐれも熱湯消毒はしないでください。

  • 分割払いは可能ですか?治療費はトータルでいくらくらいかかりますか?

    最大120回まで分割払い(実質年率3.9%)ができ、月々1万円以下から治療可能です。検査代、基本料、処置料などトータルで税込90万円~100万円程度です。矯正治療は自費診療であり健康保険は適用されませんが、症例により医療費控除の対象になることがありますので、当院で発行する領収書は大切に保管されてください。

  • 学校での昼食の際、マウスピースはどうすればよいのですか?

    専用の保管容器の中にしまっておき、食後にできれば歯磨きをしたあと再度装着してください。歯磨きできない場合は軽くうがいをした後で装着してください。装置をはずした時はくれぐれも直接ポケットに入れたりティッシュにくるんだりしないでください。

  • 何歳から治療すべきですか?こどもでもマウスピース型矯正はできますか?

    矯正を始めるべき時期は人それぞれで、幼児期から始めるべきこともあれば、中・高校生以降に始めるべきこともあります。もちろんこどもでもマウスピース型矯正は可能です。当院では6歳~10歳くらいのお子さま対象の「インビザライン・ファースト」も取り扱っております。これは従来こどもに使用する装置よりも痛みや違和感が少ないため、「痛いのはいやだ。」などと心配しているお子さまにも導入しやすい治療法です。早期に治療開始しておけば永久歯列期以降のⅡ期治療が不要になることもありますので、興味がある方はお早めにご相談ください。

  • すべきことは装置をはめる以外にありますか?

    「アライナーチューイ」というゴムの塊のようなものを就寝前に5分〜15分くらい噛んでもらうことをおすすめしています。また場合により、「顎間ゴム」という輪ゴムを日常で使用してもらうことがあります。

  • 歯に何かを接着すると聞きましたが・・・

    歯を動きやすくするため、歯の表面に「アタッチメント」というプラスチック素材を接着することがあります。歯とほぼ同じ色調で小さい物なので、人から気付かれることはほとんどありません。

  • マウスピースがはまらなくなってしまった場合はどうなりますか?

    装置がはまらなくなったり浮きが出てきた場合は歯が予定通りに動いていない可能性がありますので、なるべく早めにご来院ください。再スキャンを行い、その時点以降の装置をすべて作り直しますのでご安心ください。期間内であれば何度でも無料で再作製可能です。再作製の時は後戻り予防のため、今お使いになっている装置をそのまま使用してもらいます。再スキャンから装置お渡しまでは2週間程度かかります。

  • マウスピースを壊してしまったり、紛失してしまった場合はどうなりますか?

    同じ装置の再作製をインビザライン社へ依頼いたします。再作製は1装置1万円+税が必要となります。装置の到着までに2週間程度かかりますので、到着するまでは一段階手前の装置を使用しておいてください。万一のときのため、一段階手前の装置は常に保管しておいてください。

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